はじめまして栄養教諭です

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食で育つ心と体

 

豊田市立梅坪台中学校 栄養教諭 高田尚美

豊田市立梅坪台中学校では、「食で育つ心と体」を合い言葉に、健康な体づくりをめざす生徒、「食」に対して感謝ができる生徒、「食」について視野を広げていく生徒をめざす生徒像として、全職員で食に関する指導に取り組んでいます。その中から、委員会における食に関連した活動の実践を紹介します。

1 常時活動 

 

ランチタイムの様子

(1)給食委員会の活動

1.ランチメニューの紹介

朝の時間や給食時間にランチメニューの紹介をしています。ランチメニューとは毎日の給食を題材として食に関する指導の6つの目標が達成できるように栄養教諭が作成しているA4サイズの資料です。

2.給食ファイル管理
給食当番の服装と健康を確認し記録する用紙・給食の献立の好みや残量記入用紙・質問や感想を記入するランチメニューを綴じています。

 

前期給食委員会 生徒の感想

○給食委員になりランチメニューのファイルを読むようになって、初め、別にやらなくてもいいと思ってたけど、読んでいくうちにいろんなことがあることがわかってよかったと思いました。
○健康チェックは毎日できた。よかったことはチェックをすると、みんながちゃんと手を洗って、菌が給食に入らず、みんな安全に食べれたからよかったです。
○毎日給食ファイルを提出したり、チェックをするのは大変だったが、クラスのみんなに給食がおいしかったか聞いて、おいしいと言ってくれる人が多いときはうれしかった。

 

ランチタイムの様子

3.残菜測定

前期は毎月一週間、後期は毎日各クラスの残菜総量の計測記録。毎週月曜日の朝、前週分の全クラスの測定結果を職員に配布。

 

給食委員の感想

○もったいない。 ○野菜を残す人が多い。
○まだみんな食べられると思う。
○少ししか成長しないんじゃないかと思う。
○世界の子に分けれたら分けたい。
○残らないように始めからよそう。
○おかわりやまだ、食べる人はいないか呼びかける。
○クラスのめあてを、給食を残さず食べようの日を作って、みんなで守ろうとがんばる。

 

(2)放送委員会

・放送委員会で毎日の献立と献立一口メモを読む。
・「みんなのチャレンジ 簡単レシピ」は放送後 廊下に掲示。
・「食についてのQ&A」は寄せられた質問に栄養教諭が回答。

 

放送委員会の曜日別特集

月 先生の味(思い出の味・得意な料理など)
火 高田先生こんにちは(食に関する情報)
水 みんなでチャレンジ 簡単レシピ
木 食についてのQ&A
金 クイズ食べ物百科

 

2 委員会の時間の活動

 

調理員参加の総合学習(4年生)

(1)給食委員会の活動
1-衛生活動
2-配膳台カバーの作成
3-献立コンクールの応募
4-早寝・早起き・朝ごはんの標語募集
(2)広報委員会
旬の野菜・魚などの食材イラスト作成

3 特別活動

 

2年生学級指導 授業参観

(1)給食集会
給食集会は、「給食センターの様子を知り、給食に関わる人たちや食に感謝する気持ちを育てよう」
をねらいに行っています。給食委員は劇やブラックライトを利用した手洗い啓発・給食センターの様子
のビデオ視聴・調理員さんへの質問等を行いました。

 

給食集会 生徒の感想

< 給食集会 生徒の感想 >
・給食集会は、実際の映像もあって、とても心をこめてていねいに給食を作ってくださっていることがわかりました。また、給食委員の劇もとても楽しくて、普段自分たちがやってしまっているいけないことがよくわかりました。
・今日、気持ちを込めて給食を作ってくれている人たちの話を聞き、「ありがとうございます。」という言葉の代わりに給食を残さず食べ、感謝したいと思います。

4 おわりに

 

委員会活動を通して生徒たちは、食について自ら学び、考え、行動し始めました。後期給食委員会会長の作文を紹介し、実践報告を終わります。

 

後期給食委員会会長の作文

4月から高田先生が梅台に来られて一番変わったと思うことは、「みんなの給食に対する考え方」です。以前は「給食はおまけ」という意識があったのか給食はそれ程話題になりませんでした。でも今は、朝、係りの人がその日の献立を発表するので、午前中は毎日、その日の給食が話題になります。また中には「今日は○○だから、授業頑張るぞ!」と言う人もいます。これはみんなが給食に興味・関心を持つようになった証拠だし、その上授業にも真剣に取り組めるようになり、とても良い動きだと思います。また、みんなが「授業と同じくらい大切な時間」として給食を捉えるようになり、給食の時間が以前よりも有意義になりました。今給食委員会はその「みんなの大切な時間」がより楽しく、価値あるものになるように頑張っています。僕達給食委員会一同、給食がみんなの一生の思い出になるように、これからも精一杯活動していきます。

 

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