はじめまして栄養教諭です
地域
地域を愛する生徒を目指して
田原市立赤羽根中学校 栄養教諭 伊與田 敬子
1.梅干し作り

家庭科の「加工食品」での、食品保存や加工方法などを理解する学習として2年生で取り組みました。

学校給食で使用する野菜を納品している地域のお年寄りで構成する「にんじんの会」の方々が先生です。

梅酢としその葉の色鮮やかな化学反応の場面では理科の授業を思い出し感動の声が聞かれました
生徒の感想
やっぱり昔の人はすごいなぁと思った。今回「にんじんの会」のみなさんと一緒に漬けることができ、お話もできたし、漬け方もわかったので、とても楽しかった。
はじめて梅干しを作りました。作り方など全く知らないので、すごくわくわくしました。梅のにおいが桃のようで、思わず食べたくなりました。
塩をあんなに入れたのにはびっくりしました。でも、あれだけ入れないと長持ちしないし、おいしい梅干しができないんだなあと思いました。
人参の会の方の感想
生徒が進んであいさつをしてくれたり、みんなで集まると生徒の話題になったりする。

大豆をすりつぶす作業。
すりこ木の使い方が難しく、親切に教えてもらって最後には上手にできました。

大豆、麹、塩を混ぜる作業。
力のある男子はとても手際よく丸くすることができました。

昔この地域でよく作られていた「みそ玉」から作る方法も再現しました。
吊すための縄もわらからの手作りです。
生徒の感想
塩の役割や食品保存の工夫を知ることができ、昔の日本人の知恵のすばらしさに感動した。
両親が子どもの頃はみそ玉が家にあり、みそのにおいが家中していたと話してくれた。
人参の会の方の感想
久しぶりに自分もみそを作ることができてうれしかった。今年は我が家でも作ってみようと思った。子どもの頃、軒先に吊してあったみそ玉を思い出し、とても懐かしかった。
3.家庭へ、そして試食
実習で作った梅干しとゆかり粉とみそは学校給食で使用するほか、生徒のメッセージを付けて各家庭に配りました。生徒と地域のお年寄りで作った梅干しやみそを家庭で味わうことにより、もう一度家庭でも日本に伝わる伝統食や郷土の食に関心を持ってほしいという願いがありました。
生徒の感想
手作りのゆかり粉は香りが違う。
保護者の感想
息子が梅干しやゆかり粉を学校で作って来たのでびっくりしました。私自身梅干しは苦手なのですが、子供が作ってくれたので、お茶漬けにして食べました。作り方を聞くととても簡単そうで、我が家でも作ってみたいと思いました。もちろんその時の先生は息子です。
うまれて初めて手作りのみそを食べさせてもらいました。とてもまろやかな甘さがあり豆の形も少し残っていて、いつもよりだしの味のするみそ汁になったような気がしました。おばあちゃんも昔懐かしい味に喜んでいました。

